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Nise-Itchatteru Hibi

This is not a diary.

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Tag: 夏のあらし!

 なるほど、一話は先の話を持ってきていたのね。高山氏が同じくシリーズ構成を担当していた『夏のあらし!』でも同じ事をやっていたけど、この作品ではどういう風に活かしてくるんだろう。『夏のあらし!』の場合は新房監督のインタビューで「加奈子が最初に悪いたち位置で出てくるので、本当はそうではないことを知らせておきたかった」ような意味合いのことを言っていた。

 このアニメ、オープニングが我々オッサン世代には懐かしいレベッカの「フレンズ」のカヴァーなんだが、どういった理由からなんだろうとクレジットを見直してみたら、劇伴の土橋安騎夫氏が元レベッカのメンバーだからのようだ。

 今回の編曲はわりと好きなんだが、ヴォーカルの人がいまいちよろしくない。原曲がわりとかわいい感じの歌声だったのに対し、力強いタイプの歌声なのはいいのだが、力のいれどころを間違っている感じがする。
 いちばん、それは違うだろと突っ込みを入れたくなったのは歌詞の「Oh」を「フォー」と発音しているところ。あんたはレイザーラモン HG かっ! ……って HG も最近見ないな。ハッスル無くなって仕事無くなったのかな。

 最近、『夏のあらし!』や『そらのおとしもの』なんかでも、ちょい(でもないか?)昔の曲をカヴァーしているけど、いい曲は時代が変わってもいい曲なので、やり過ぎない程度に名曲を新しい世代の人たちに知って貰うことはいい事だと思う次第。

  

 今週からまたダウンコンしてからアプコンの方式が変わった模様。#9、#10 は GORRY 先生の表記でいう「SD field up」(スダレ状の絵が目立ったから多分そう)から、#1~#7(以下“初期アプコン”と表記) とほぼ同等のアプコン方式になったようだ。
 ほぼ、というのはオーバースキャン部の黒帯の形状が違っているからであって、画質としては気持ち初期アプコンよりは良くなっている感じ。

 化物語の『なでこスネイク』のセル版も延期するし、ホントにシャフトは仕事抱えすぎだよ。

 前回 #8 が HD 画質になったと思ったら、今週はまた SD アプコン画質に戻っていた。ただ、オーバースキャン領域の黒枠が #7 までと違うし、横縞が目立つようになっているのでそれまでとは違う機材で編集した模様。

 シャフトのことだから、前回は直前納品で SD ダウンコンしている時間がなかったとか……。まあ、真相は当事者にしかわからないが、HD で作ってるんだからそのまま流して欲しいわな。

 数回前から ED だけ HD 解像度になっていたが、今回から本編も HD 解像度になっていた。

 前期のシャフト制作である化物語は全編 HD だったが、絶望先生の 3 期は OP/ED だけ HD だった(何故か SD 解像度の回もあった)。
 編集段階でこういうよくわからない構成になってしまうと思うんだが、こだわる側からすると統一して欲しいものである。

 ところで、タイトルの“春夏冬中”は“あきないちゅう”と読むのだが、自分がこの当て字(?)を知ったのは『パタリロ!』である。小学生時代にすいぶんと難解な漫画を読んでいたものだ、と今思う。

 ところで次回の予告漫画担当は名塚佳織なんだね。:-)

 青春っていいなあ。

 原作は知らないけど、鏡で様子をうかがうシーンとか、実は噂を流していたのは伏線でちょっとだけ映った少女じゃなかったとか、細かいところがよくできてる。

 『夏のあらし!』の 2 期が同時にやってるけど、三瓶由布子は女子役の方がいいと思うんだ。八坂一は暑苦しいキャラで演じているって本人が言ってたから、あれはあれでいいんだけどね。

つばさキャット 其ノ參 作業実況 (化物語スタッフブログ)

 刻々と進行状況が綴られている。予想通り 11.2 まるまる使って仕上げるつもりだったんだろう。いや、もうセル版の発売に間に合えばいいんだし、ゆっくりやろうよ……。誰も怒らんよ、って上のほうが怒るのか。

 つーか、テレビのスケジュールでは残り三話の OA 無しが決定した時点で、進行に余裕出来た筈なんだけど、今期も『夏のあらし!』やってるしなぁ、『ひだまりスケッチ×365 SP』も舞い込んだし。現場の人の大変さを考えると……。

 フライングパンツネタはまだ終わってなかったのかよ。:-) しかしよくこんなバカな話しを思いつくよな。皮肉じゃなく尊敬するわ。:-)
 でも、ホントにバカな方向に無駄に力入れてるよなぁ。力を入れる方向間違ってるだろ。いや、この場合は正しいのか。:-)

 エンディングは毎回変わる方向のようで、最近では『夏のあらし!』でやったような懐メロカヴァーでいくみたいだね。

 次回からはシリアスっぽい展開で行く感じだけど、果たしてどうなるやら。

※追記

 そういえば AS 先生が 1 枚だけ原画参加していることをすっかり忘れていた。更新された AS 先生の blog 記事によると……。


くらもとかなこ写真集

 AS 先生は「くらもとかなこ写真集」を描いたそうで……。さすがとしか。:-) しかし、これクレジット見ても本当にお宝じゃないか。:-) 出版してくれ。:-)

 終わってしまった。最終回は 1 話のタイムパラドックス版という位置づけなんだろうか。

 作画が要所要所で原作を大幅に崩していたけど、演出とか話が面白いので思ったほど気にはならなかった。一期で終わらすのは勿体ないな、と思ったらエンドカードで「I’ll be back!」とあったから期待しておこう。

 さて、来期は新房監督の作品が二本。スケジュールとか労働時間は大丈夫なんだろうか、そっちの方が気になってしまう。

 たまにエンディングテーマが入れ替わるんだけど、今回はちあきなおみの「喝采」だった(堀江由衣がカヴァー)。あの“いつものように幕が開~き~”のフレーズで始まる歌だ。
 自分は先に書いたように出だしの歌詞しか知らなかったのだが、その後を聞いてみると実は凄く切なくて悲しい歌詞だと言うことを知った。メロディもキャッチーないわゆる泣きのフレーズで、その年のレコード大賞を取っているだけのことはあるんだなと思った。

 歌はその時代を反映するものだが、今の人が“黒い縁取りの知らせ(電報)”とか、“汽車”なんて聞いたところでそういう経験がないから頭に情景が浮かばないけど、“メロディは時代を超えるもの”と中坪さんが言ったように、この曲を聴いてみてホントにその通りだと改めて思った。
 歌詞は時代の変遷で単語や情景が古くなってしまうのは仕方がないことだけど、伝えたいことがしっかりと盛り込まれていれば、時代を超えて充分聞き手の心を打つものなんだなということも実感した。

 曲って本当に奥が深い。音楽って本当にいいものだな。


このアルバムに懐メロカヴァーが色々収録される模様です