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Nise-Itchatteru Hibi

This is not a diary.

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Category: books

 素直にコミケと書かないのはいつものこと。

 というわけで、今回は体調があまりに優れないので久しぶりの全休です。思えば 10 年前も無理をおして参加し、パニック障害になって今に至るということもありまして。

 まあ、そんな個人的事情は置いといて、2 日目、東館がひどかったそうですね。参加した Exass さんのエントリとか、他サイトのレポートを見ると特に東 1 がえらいことになっていたそうで。
 現場見てないからアレだけど、これは配置ミスなんじゃないかなーとかも思ったりするわけですが、参加者の低年齢化およびモラルの低下が混乱に更なる拍車を掛けたようで。

 しかし、随分前から言ってるけど、この状態でもなお未だにコミケって存続してるんだからすごいよね。ちょっとしたきっかけで簡単に崩壊してしまうような状態にあるように思えるのは俺だけなのかな。

「片付け」「袴」 (ヘリオトロープ)

 久々に森先生のメイド絵が掲載されているのだが、そのコメントに、

新連載が始まってから各方面より
「メイド物でなくて大丈夫なのか」とか
「メイドを描かないと死んでしまうのではないか」と大分ご心配頂きました。

 とか書いてあって笑った。メイドを描かないと死んじゃうってどんなんだよ。:-) ファンレター出す奴も出す奴だが:-)、でも森先生なら納得できてしまうところが恐ろしい。

 欲しい本があったんで、Amazon で検索したら目当ての本は見つからなかったが、別の出版されていることを知らなかった欲しい本がヒット。
 これは買わねば……と、送料無料にすべく金額調整のために他のものを買おうと画面を見たら、「お前へのお薦め本はこれだコノヤロー」のコーナーに『あずまんが大王 新装版 1 年生』が。調べてみたら、なんでも新作に加え既刊部に関しても大幅に描き直しているのことなので、じゃあこれにしてみるかと購入。

 久々に読んだけど、もう 10 年も前になるんだな。時事ネタのポストペットとか、「あぁ、そんなのあったなぁ」と時代の流れの早さをこんなところでも感じさせられるとは思わなかった。
 内容はほぼ同じだけど、単なる再録じゃなくて描き直しってのは既刊も廃刊じゃないみたいだし、ファンには嬉しいところなのかな?

 

ベースボール・マガジン社、「週プロ」緊急増刷

6月13日に亡くなったプロレスラー・三沢光晴さんの試合の模様を報じた「週刊プロレス」6月17日発売号が、初日で実売90%超に。初回の7万部に加え、急きょ3万部の重版を決めた。19日に再配本予定。
20日には増刊「三沢光晴緊急追悼特集号」(420円)を発売するが、これも事前注文が殺到し重版を決定、合計約10万部とする。

 
 前は毎週読んでいたんだが、2 年半前の入院がきっかけで間が開いてしまい、それから読むのをやめてしまっていたんだけれど、今回はこんなことがあったので恥ずかしながら久しぶりに自分も買った。
 俺みたいに普段買わない奴と、プロレスに興味のない人が買ったのもあったから飛ぶように売れたのだろう。実際、朝出かける段階で発売日だということをすっかり忘れていて、帰ってきてから近所のコンビニや本屋を見るも全滅。自転車でコンビニや本屋を放浪して、ようやく辺鄙なコンビニに置いてあるのを見つけたくらいだから。
 しかし、未だに毎週 7 万部も刷っていることに驚いた。自分から言わないだけで、プロレスファンって結構多いからね。

 今日はその緊急追悼特集の発売日。最近は自律神経がおかしいせいか、はたまた歳を取ったのかは知らないが早朝に目が覚める。今日はすぐに思い出したので近所のコンビニへ。さすがに早朝ということもあってまだ売り切れていなかった。
 まだ頭の数ページしか読んでいないが、記事に記者が「三沢の追悼本の記事を書いている気がしない」という旨の文があったが、自分も「三沢光晴の追悼本」を読んでいる気がしない。

 プロレス界では、統一機構の具体的な実現に向けての動きが表面化してきたが、三沢さんの死を無駄にしないためにも今回こそ実現に至って欲しい。

 西田亜沙子 画集!!(AS Days)

 ようやく発売決定だわーいと思ったら今月出るっすか。AS 先生の blog を見ていると、結構ばたついていた企画みたいだったし、直前の発売日決定もやむを得ない……のか? 「まあ、12 月です!」とか書かれても忘れそうなので、直前の方がいいっちゃいいんだけど、プロモーションとか色々考えるとね。
 とりあえずサロンパスのように貼ってくださいとのことなので貼っておきます。


西田亜沙子画集発売告知

 通院のついでに林家志弦の表題とは別の本を買おうと思ってアニメイトに行ったが、その本が売ってなくて出ているのを知らなかったこれが売っていたので購入した次第。

 何かに打ち込むことをカッコワルいと思う主人公が、あることからやられた相手を倒すためにボクシングを始めることになり、トレーニングを続けていざ試合で勝ったときの何とも言えない達成感(ここではこう表現する)を得るまでを描くという王道ストーリー。
 しかし、あとがきにもあるように「ここで終わりなの?」と思うところで終わってしまうので、若干の物足りなさを感じるのも事実。ただ、作者があくまで描きたいことは物事に打ち込む過程であり視覚的な結果ではないので、その後を描いたとしても対戦相手との試合開始のゴングで終わる、といったようなありがちな結末になりそうなので、これはこれでスパッとして林家志弦らしくていいのかもしれない。

 で、目当ての本も探さないと。通販すりゃ楽だが、色々送料とかの絡みがあってだな……。

 じゃあ小説の話が出たんで、「マリみて」の話しを。年末年始は忙しくて読む暇がなくて、あっちのレポートが終わったんで、これで落ち着いて読めるぜ! ってなことで読んだらラストの一行が、

「-了-」

 はぁ? いやマジでここで終わると思ってなかったから硬直しましたよ。何が起こったのか理解できませんでした。このシリーズは「祥子さまと祐巳の物語」だったって事なんすかねぇ。瞳子が妹になってから売り上げ落ちたって話しもありますけど。
 でもまだ単行本になっていないコバルト掲載の SS とかありますし、是非とも続けて貰いたいシリーズであります。とりあえずお疲れ様でした!

#読む前は柏原芳恵の歌を思い出したって書き出そうと思ってたんだけど、さすがに終わるとは思ってなかったからね……。

 2 日目は Phonoscape Factory でサークル参加。さすがに 4 ヶ月では新作は無理ということで、Strings of Heart をメインに頒布。夏はジャンル違いだったからあまり試聴してくれる人がいなかったけど、今回は同人音楽ジャンルと言うことで、結構試聴してくれる人が多かった。ジャンルの差ってこれだけあるのだなあと実感した次第。

 朝に隣のサークルさんに挨拶したときに、「うちは呼び込みが騒がしいんでうるさかったら言ってください。でもお隣のサークルも一緒に宣伝するんで、みんな幸せになれたら」みたいに言っていたけど、特に大声も出すこともなく積極的に声を掛けて呼び込みをするという感じだったから、特に迷惑になることもなかった。Phonoscape も一緒に「女性ボーカルのエレクトロポップです」なんて宣伝してくれてたから、逆に悪い感じがしたな。相変わらずの体調不良で半分死んでたし。でも、こういうのがあるからイベントは楽しいんだよな。

 ところで Exass さんもタフでノリノリで呼び込みしてたけど、タフだ、この人は。

 過労で倒れたり、その後もバタバタして結局単行本が読めないままサイン会の日になってしまった。

 先日の日本青年館のイベントと違って、こちらはつつましく有隣堂秋葉原店の店内で開催。あまりにつつましすぎて、本当にここでやるのか心配になるほど。
 開始時刻に今野センセイとひびきセンセイが登場。司会役の店員の「暖かい拍手でお迎えください」にも列が縦方向に延びているため、後ろに司会の声が届いておらず、拍手は前の方の人だけで本当につつましく(しつこい)開始。

 順番は、まず今野センセイから。今野センセイ、「ごきげんよう」とご挨拶。自分はまだ疲れも抜けていなくて、頭が全く回らなかったので「ご……よろしくお願いします」というなんともずっこけな挨拶。
 何か一言でも話しかけようかと考えていたが、これも頭が回らずうまい言葉が出てこないので、サインの様をしげしげと眺めていたらいたら、後ろに立っていた集英社の担当らしき人から「アニメはご覧になっていますか?」とか聞かれた。「はい、見ています」と素っ気ない返事。「出来悪いですけどね」とはさすがに言えなかったが。:-)
 サインが終わった後は握手をしてくれた。握手してくれるとは聞いていなかったので、思わず「え、いいんですか?」と言ったら、「もちろんですよ」とのお優しい返事。「ありがとうございました」と握手をしていただきました。

 次はひびきセンセイ。こちらも「ごきげんよう」とご挨拶をしてきたが、「よろしくお願いします」とまた素っ気ない返事をする俺。
 あまりに何もしゃべらないから、今度は後ろの担当に「サイン会は初めてですか?」と聞かれてしまった。「はい、原作はずっと読んでいますけどサイン会は初めてです」と、これまたありきたりな返事。そしてひびきセンセイにも「ありがとうございました」と握手をしていただいてつつましく終了。

 無口な奴だなーって思われただろうなあ。つーかしゃべり出すと止まらないんで、敢えて黙っていたってのもあるけど、疲れてると余計なことしゃべりそうなんで黙ってた。本は家宝にさせていただきます。
 つーか早く本を読む時間が欲しいよう。まあ読み始めれば 2 時間もあれば読めるんだけどさ。好きな作品は精神的に余裕があるときにゆっくり読みたいんだよね。

 ようやく高瀬氏のインタビューの後半が掲載。ファン層はすっかり歌い手さんたちに移ったと思いきや、高瀬人気は相変わらずのようで、Vol.05 のヤフオク通販はしばらく余ってて余裕で落札できたんだが、今回は一瞬でなくなっていた。

 前回に引き続きかなり突っ込んだところまで話したりしていて、結構読み応えはあった。自分の名前も言って貰って嬉しかったりね。別に認めて貰うために長年ファンサイトやってる訳じゃないけど、こうして現場の人に知って貰えるというのはやっぱり嬉しいよなあ。

 ただ、編集人の blog にもあるように、雑誌というのはどうしていつもこうスケジュールがむちゃくちゃなんだろうということが如実に表れている部分があった。
 インタビューの最後に編集人が書いたのであろう、インタビュー中の用語解説があるのだが、オフィシャルファンサイトの人と俺が同列に紹介されていた。まあ、当時を知るものでなければわからない事情であることだから致し方ないことではあると思うけど。
 E.S.F に書くことでもないのでこっちにひっそり書いておくけど:-)、E.S.F はオフィシャルサイトではなく、私あいだは同列に紹介されていた方々とは何ら関わりはありません。

 あと、“ストリングス”のことを“管楽器のこと”って紹介するのはさすがにどうかと。これは打ち間違いでも何でもなく、単に勘違いかライターが音楽のことを知らないと言うことがバレバレ。せっかくの記事も、こういう超凡ミスで台無しになってしまうから、いちばん気を付けなければいけない部分。自分も過去に経験があるからよくわかるし、これからも気を付けていかないと。

 しかし、10 年なんてあっという間だね。I’ve より前の WARM WORLD とか F.T.K なんてもう 10 年以上前だし。それでも未だに聞き応えがあるのは、やっぱり今とは違うパワーが曲に込められているからなんだろうな。