通院のついでに林家志弦の表題とは別の本を買おうと思ってアニメイトに行ったが、その本が売ってなくて出ているのを知らなかったこれが売っていたので購入した次第。
何かに打ち込むことをカッコワルいと思う主人公が、あることからやられた相手を倒すためにボクシングを始めることになり、トレーニングを続けていざ試合で勝ったときの何とも言えない達成感(ここではこう表現する)を得るまでを描くという王道ストーリー。
しかし、あとがきにもあるように「ここで終わりなの?」と思うところで終わってしまうので、若干の物足りなさを感じるのも事実。ただ、作者があくまで描きたいことは物事に打ち込む過程であり視覚的な結果ではないので、その後を描いたとしても対戦相手との試合開始のゴングで終わる、といったようなありがちな結末になりそうなので、これはこれでスパッとして林家志弦らしくていいのかもしれない。
で、目当ての本も探さないと。通販すりゃ楽だが、色々送料とかの絡みがあってだな……。