I’ve in BUDOKAN 2005 ~Open the Birth Gate~ その 4

 その 4 です。ここまで読んでる人居るんでしょうか。それはおいといて、5.30 の記者会見が昨日のことのように思えますが、もう本番です。ホントあっという間でした。関係者の方はもっと慌ただしく、一瞬のようだったのではないでしょうか。

 さて、ようやくライブ本番に関してです。武道館はプロレスの試合を見に幾度となく訪れていますが、ライブ会場としては初めてです。半分が舞台とシートで覆われた武道館は、それまでとは全く違った雰囲気を醸し出していました。

 そして開演時間は遅れることもなく、予定通り 17:00 に開演。疑問に思っていた公演時間なのですが、どう考えても 90 分とかはあり得ないし、余り長くてもお客さんもテンション維持できないし、いったいどれくらいやるんだろうと思ったら、アンコール含め 終演は 21:00 ちょうど。なんと 4 時間もの長丁場になりました。メインプレイヤーは出ずっぱりなので、さぞかしキツかったと思います。途中長めの MC は殆どありませんでしたし、しかも曲目は大半が I’ve を象徴したノリノリ(死語)な曲でしたので、アリーナのお客さんはよく持ったと思います。

 さて、ライブの詳細はこっちで書いちゃうと、E.S.F で書くネタがなくなるので、ここには印象に残った部分とか主観的に思った部分を簡単に書いておこうかと思います。つーか、前振りのほうが長いってタイトルに偽りありだな、まあいいや、こっちは顛末って前置きしてるし。

 ライブ自体は大成功だったと思います。歌い手の登場順はどうするんだろうかと思っていましたが、入れ替わり立ち替わりに登場するのではなく、基本的にメインの歌い手が 3 曲歌ってバトンタッチという形式でした。この方がお客さんにもわかりやすくノリやすいし、歌う方も一曲歌って交代よりも、連続で歌ってテンション上げていく効果もあったと思うし、ベストではないかもしれませんが、限りなくベストに近いベターだったと思います、

 個人的によかったなと思う曲は、I’ve フルメンバー(中坪氏が居なかったのが非常に残念でしたが)が演奏に参加した“FUCK ME”は最高でした。マジで聞いてて泣けましたもん。泣ける曲じゃないのに。先の記者会見の質問に対する答えの一つが、この“FUCK ME”だったと思います。
 それに、この曲のときのお客さんめちゃくちゃ盛り上がってましたし。自分では、やはりみんな歌い手さんが居ないとダメかななんて思ってたんですけど、そんなことは全くなくて、「ああ、今日は間違いなく I’ve のライブなんだ」って思いました。
 もうひとつはラスト前の“See you”。曲最後の「ラララ…」の部分は観客全員が合唱し、まさに武道館が一つになった瞬間で鳥肌が立ちました。

 ただ、音響面には不満が残りました。バッキングのキーボードと、ドラムの音がやけに引っ込んでるんです。バスドラム(kickとは書かないよ:-))とかの低音系が身体に響いてこないし。Exass 氏の推測によれば、アンプがしょぼくてリミッターが掛かってしまい、ソロの部分ははっきりと聞こえるんだが、すべての楽器が鳴り出すとリミッターが掛かって、音が引っ込んでしまったんじゃないかと言うことでした。そのあたりは次回以降(次もありますよね?)には改善して欲しい部分です。

 最後に、本当に I’ve sound に出会えて良かったと思います。間違いなく人生の大きな思い出に残る一日となりました。出演者のみなさん、スタッフの皆さん、観客の皆さん、どうもありがとう。

 そうそう、晴れ女 vs 雨女対決ですが、会場出たらすげー雨降ってました。どうやら引き分けに終わったようです。

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All or nothing.
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