激しくネタバレなので本文は続きに。
そんなわけで、やっとこさ瞳子が祐巳の妹になったわけです、が。予想を裏切って、第一章であっさりロザリオを受け取る構成に拍子抜け。さすがこの作者は一筋縄ではいかない。
まあ、瞳子を妹にする決着は付いているわけで、更に学校行事とかですれ違いが多くて渡し損ねるって構成はさすがにくどすぎるって事もあるだろうし。なにより、俺はこの引っ張り方は好きだけど、あまりに引っ張りすぎだって言ってる知り合いがいることも事実だし。
さて、今回も伏線が沢山。あとがきでも未解決の事がたくさんあると作者自ら書いているし、やはり『マリみて』を読んで行くには、読者はかなりの記憶力がないといけないようだ。
しかし、本文中で祐巳が「一年半しか経ってない」って言ってるのを読むとねぇ……。「こっちの世界は何年経ってるんだ?」って感じで。さて、お次は 12 月かな、年内にもう 1 冊読めると嬉しいな。
引っ張りすぎと言ったのは私かなと思いつつ.
いやー,祥子さまが光っていました.まぶしいね.
今回は今迄で一番好きな祥子さまですね.もちろんこれまで
があるからなんだけど.
それと,最後の落ち(?)は容易に想像できたかもしれないが,
現在部外者の存在が気になってしょうがないですね.
読んでる大半の友人が「引っ張りすぎ」って言ってた気がするから、もう誰かわかんないな。:-)
おれ、祥子さまが何勉強してたかわかんないんだけど、あと、祐巳に了承を得て祐巳が ok 出してるけど、それもわかんない。
読みふけってる友人に聞いたら「すぐにわかりましたよ」とか言われて、「えー」ってな感じなんだけど。遊園地デートのエピソードは祥子さまが倒れたことしか覚えてないっつー。
次を楽しみに待ちます。