医者の善し悪し

 ウイルス性の風邪で腹下しと 39 ℃近い高熱で寝込んでいた。この年にして生まれて初めて点滴も打った。いまはだいぶ持ち直したけど。

 そんなわけで、かかりつけの医者に行こうとするも運悪く休診日。仕方がないので別の医者へ行く。母親も同時にほぼ同じ症状だったので同じ医者に行ったのだが、「二人とも食あたりの急性大腸炎」というなんとも投げやりな診断。
 高熱で何も食べる気がしないので点滴を打って貰うように頼むと、「一日や二日ぐらい食べなくても死にはしないから平気」と。それでもモノが食えないので打ってくれと頼むと、「じゃあウチは 12 時までだから、その時間になったら途中で止めるから」と嫌々処置してくれた。結局は看護士が半分の量のを使えば時間内に終わると助言して、途中で終わることはなかったのだが。

 薬は院外処方。この方が説明もわかりやすくていいんだけど、医者と薬剤師の説明がまるで違う。医者は「食べなくても飲んで平気だから帰ってすぐ飲め」という説明に対し、薬剤師は「何か無理にでも食べないと絶対にダメです」と。食えないから点滴打ってきたんだというのに。
 結局薬剤師は「暖めた牛乳一杯を無理にでも飲んで、それから薬を飲め」と。仕方ないから無理矢理飲んでそうしたけど。ホントに飲み食いできないときはどーすんのさ。

 翌日、あまりに前日受診した医者の対応があまりに不信だったので、かかりつけの医者に行く。すると、冒頭の「それはウイルス性の風邪です。今流行っていて既に何人か受診されています」とのこと。それに、高熱で気分が悪いと言うと、医者の方から「時間があるようでしたら点滴打ちましょうか?」と、医者の方から言ってきた。普通はこういう対応じゃないのかと。
 あと、昨日「牛乳を飲むように言われた」と言うと、「牛乳は温めても下痢しているときはダメです。ポカリスエット(『スポーツドリンク』ではなく、成分から『ポカリスエット』がいいとのこと)が飲めるようだったらそれでいい。もしくはキャラメル一個でもチョコレートひとかけらでもいい」と。糖分を摂取することが大事なんだそうで。
 他にも疑問点を聞けば丁寧に説明してくれるし、この先生はいい医者だと思う。前日のヤブ医者とは大違いだ。

 しかしホントに医療機関によって対応が全然違うもんなあ。医者は自分で行ってみるか、口コミでしか善し悪しがわからんと言うのが困る。心療内科も別にいい医者を捜さないとダメかも。

 疲れたので今回は推敲無し。読みにくくて勘弁。

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All or nothing.
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医者の善し悪し への4件のフィードバック

  1. atusi のコメント:

     風邪大変だったな。
     時間で終わりとか書いてあるとこ見ると、土曜か当番医だったのか分からないが、特に休日の当番医は症状に対する対処療法しかしないからまともな治療は受けられないと思ったほうがいい。今年の正月がそれでインフルエンザなのに単なる解熱剤出されて終わった身としてそう思った。
     あと、熱が出て腹下したらとにかく水分。書いてるとおり、ポカリなど体内水分の電解質に似た飲み物を多く準備して常に飲んでいること。熱で汗はかくし、腹下すということは腹にウィルスがあるためそれを流しだそうとするためだそうで、そのために水分は大量に補給しなければならないそうだ。牛乳は胃や腸に幕を張って薬や水分の吸収を阻害するらしい。
     ちなみに、医者は症状をすぐ改善したいならすぐ飲めという意味で(たまに胃薬も入ってるから大丈夫という場合もある)、薬剤師は何か食べないと解熱剤などは逆に胃や腸を痛めるからという意味で説明したんだろうけど、そこまで詳しく説明しないもんだよな。って、最近の薬剤師って分業化したせいか、医者の意図を処方箋から読み取らない(読み取れない)状態になってる気がしてる。オレが行く薬局は医者からの説明をおれ自身が伝えてるし。変なの。

     今年の正月は去年のコミケでうつされたっぽいから、今年のコミケも気をつけないと二の舞になるかもな。気をつけないと。

  2. Wwood のコメント:

    会社でもその症状を食らっている同僚の家族が居ます。
    かなり流行っているのね。

    しかし、クソ医者(やぶとは言えない事情があります)は
    ほんと性質が悪いですね。生命にかかわることなのにね。

    まぁあんまり毒を流すのもなんですので、、、、。

    まずは、お大事に。

  3. IDA のコメント:

    >atusi さん
     かかりつけでない医者は開業医。年寄りで、一週間通して午前中のみの診療と言う点からお察し下さい。
     ポカリはブドウ糖が含まれているから点滴の代用になるんだそうだ。点滴にも色々種類はあるだろうが、栄養分を補給するための点滴はブドウ糖みたいだし。子供の頃に掛かった医者は点滴でなく大きめの注射を(これもブドウ糖と言っていた)打ってくれたよ。

     医薬分業も薬剤師がはずれだとダメなんだよな。以前のかかりつけは医薬分業でなくて、出す薬の各効用を一切説明しないし、おまけに何度も出す薬を間違えたり、出し忘れたりでそのおかげで更に具合悪くなったりしたから、そこにも二度と行ってない。

     コミケはなぁ……健康上の理由でもう冬は行けないんじゃないとか思ったりするよ。行きたいけどさ。

    >Wwood さん
     ウイルス性だから人に感染するんだよね。俺みたいに弱い奴はダメだな。すぐやられてしまう。
     あの yabuisya は職業が医者じゃなくて単なるニックネームだからそこまで気にすることは無かろう。

     まあ、今のかかりつけはちょっとだけ遠いのだけど、いい先生だから近場に開業してくれて助かったよ。
     今日も行ってきたんだけど、症状がだいぶ改善したことに対してお礼を言ったら、「こちらは回復を手助けするお薬を出しただけですから。治したのはご自身の力ですよ」って言ってたからね。なかなかこういうことを言う医者はいないよね。

  4. やぶ のコメント:

    なんだか呼ばれたような気が(゚Д゚!)

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