青臭い話しや説教臭い話しが続いて、ちょっと辟易してきました。
禁書はそういうのが嫌いで敬遠していたんで、こっちでもそういうのをやられると、やっぱり外伝とはいえ同じはなしということになるんだろうか。
それに今回は禁書のキャラをとりあえずちょい役で出してみました! 的な何か雑多な印象を受ける作りだった。
しかしだな、MX のこの時間帯は呪われているのか? 今回も地震速報による L 字画面(超電磁砲の L 字画面は通算 3 回目)。おまけに地震速報のテロ表示中に本編で地震が起きるとか、もはや狙ってやっているとしか思えないピンポイントなタイミングはいったいどういう事よ。
地震だー。学園都市でも地震だー
この娘って
この娘?
失速感は否めません。
オリジナルストーリーは原作がある手前、既存のキャラで勝手にやるわけには行かず、仕方が無いのでイメージがあまり無いサブキャラで、外伝の更にサブストーリーとして作るしかないという状態だね。
でも、野球で言えば気にしていない球団同士の試合みたいなもの。好きな球団を差し置いて見るのなら、よっぽど面白い試合で無い限り誰も見ないよ。
禁書のキャラの登場は、元好きな球団の好きな選手が解説をしている程度にしかならない。
原作が進もうとしている方向と違っても良いという意気込みが無いと、原作を気にし過ぎて自ずから両手足を縛られた状態じゃあ、こじんまりした話しか出来んよ。
だったらシスターズをやるべきだったのかもね。あるいは思いっきり禁書をやるとかw。
話し変わって、「そうそうその娘!」と思いました。これは伏線なのだろうか。
アニメ雑誌とか読まんのだけど、原作者はアニメのオリジナルストーリーにはどういう関わり方をしているんだろうね。
積極的に参加していているなら、それはもう原作者の意向って事で仕方がないのだが、監修とか全部任せてるとかいういうスタンスになるとアニメスタッフの解釈に依ってくるからなぁ。
実際上から「こうやれ!」っていわれてるんだろうけど……は禁句か。
新 OP にも木山せんせいは登場しているし、ロケットの娘はどう考えても伏線だろうね。例の事故にあった子たちは死んではいないようだから、助ける方向に向かうって考えるのが順当だろうねぇ。
序盤のような単発のバカ話並べるだけでよかったんだけどな。1 クールでいいから。
まぁ全部バカ話は面白いのかもしれないけど、1クール目と同じように、バカ話(起) + バカ話&伏線(承) + 問題発生(転) + 大団円(結)
ってな具合になればね。
2クールの第一エピソードで「学園の裏側に焦点を」って感じで行くのかと期待させつつ、なんか大した内容じゃなかったし。
第一と第二エピソードで張った伏線は回収するだろうが、伏線を張った以上のプラスアルファは無かったという結論だな。厳しいかもしれないが。