TOKYO MX では「円谷劇場」と題して円谷特撮を OA しているのだが、いまは『ジャンボーグA』を放映中。来週で最終回だけど。
ところで、この物語に出てくる防衛隊は「PAT」と呼称されていて、TOKYO MX の紹介ページや、検索をしても「Protective Attack Team」の頭文字を取ったものだと出てくる。だけど、#46 で、PAT 基地が映ったときにビルの正面には「Protective Associate Troop」と書かれていた。よくあるテキトウに作っちゃった一例だけど、なんかこっちのほうがカッコいいよね。
さて、なんでまたこんなものを見ているかというと、某特撮の師匠に勧められたから。:-) 基本的に円谷特撮はウルトラシリーズ以外は興味なかったんだけど(『怪奇大作戦』とかあのへんは別として)、いざ時代背景を鑑みて今の時代に見てみるとこれがまた色々と面白い。この年(1973 年)はウルトラシリーズはタロウ、他にも『ファイヤーマン』が放送されていて、円谷特撮は実に 3 本の作品を制作していたことになる。よくもまあそんなに仕事を受けたなあと思うけど、当時は特撮ブームだったし、円谷プロ創立 10 周年ということもあったのだろう。
ジャンボーグAは色々と突っ込みどころが多くて、別の意味で楽しい。もっともウルトラシリーズだって突っ込みどころは沢山あるけど、それ以上のカオスっぷりが笑えてしまう。今日は #49 の放送だったが、最終回の前話なのに盛り上がりが全く感じられないところがすごい。最終回はいったいどんな終わり方をするのかとても楽しみである。