“どう見て萌えろアニメ”。atok の変換バカだよなぁ……。正しくは“どう見てもエロアニメ”。
TOKYO MX 以外の地上波がやらないわけがわかった。というか、MX は過去の特撮などの再放送でもよほどのことがない限り、他局ではカットされる差別用語とか“おことわり”をいれつつそのまま流している。このご時世に、こんなにも表現の自由に対して強い理念を持つ局は珍しい。
といっても、いくら深夜帯で修正ありとはいえ地上波でここまでの表現はやりすぎだと思うわけですが。自分がガキの頃はエロ本とかなんで読んじゃいけないんだよって思ってたけど、大人になってから考えるとやはりあの世代には見せてはいけないものだと思う。地デジはペアレンタルコントロールって対応してなかったっけ?
表現方法は守られるべきであると俺も強く思うけど、やはり見せてはいけない世代には見られないシステムの確立というものも急務だと思うんだよね。でないと見られる世代が見られる表現方法も難癖付けられて出来なくなってしまいかねない。件の“非実在青少年”なんか最たる例だ。
表現の自由が何処まで許されるかなんて、永遠に決まらないと思うけど、今回が一般の放送の中で、自由で許される範囲かどうかは怪しい限りだね。
見たくない人の権利の侵害って話とかが絡んで、物事が複雑怪奇な大事になるのが落ち。
ただ単にヒステリックな反応と強権的な対応(法律作成)が無いことを祈っているよ。この1作品だけに留まれば良しかな。逆に全く対応無しってのも違和感を感じるが。