この手のイベントはこの歳にして初めて行ってきました。
だだっ広い工場の中を歩きまくるわけで、とっても疲れました。有明漫画まつり、ワンフェスと、3 週連続の歩きっぱなしイベントは、なかなかキツいものがあります。日頃の運動不足を痛切に感じますね。
で、肝心のイベントの中身ですが、日頃見られない工場見学ということで、なかなか興味深かったです。台車の組み立て実演とかやってましたし。大型クレーンが動作する場面とか(これが結構早く動く)、なかなか壮観でした。
大半は子供連れの家族ばかりでしたが、聞こえてくる会話をから子供をダシに来ている鉄ヲタオヤジが結構居るようで。:-) あとは恒例のイッちゃってる鉄ヲタですか。ブツブツ解説ヲタには、「ママー、あの人何言ってんの?」「シッ! 指さしちゃダメ!」ってな漫画のような光景が現実に。:-) 他は所々にいる本職の方に延々と質問ではなく、延々と自分の知識を語り続けるヲタとか。現場の皆さん、ヲタの対応ご苦労様です。
一応鉄ヲタ的な目玉は、東では風前の灯火の 103 系集合でしたが、事前情報通りスカイブルーだけは来ていませんでした。京葉線の予備車が足りないとか、千葉支社の嫌がらせ:-) とか言われてますが。つい数年前までは、その横を走りまくっていたというのに。皮肉なものですね。
って敢えて車両の写真は載せるのやめようかと思ったんだけど、説明しにくいから載せることにします。:-)
オレンジ、エメラルドグリーン、ウグイス、と並べて、何故かその横には E217 が置かれていました。 本当はここにスカイブルーを置きたかったんでしょうが。
低運転台の鶴見線 T1 編成は試乗用に駆り出され、工場内を行ったり来たりしていました。
あとは小ネタ。ホントは写真は以下のだけにしようと思ってたんだけど、結局上に車両写真載せちゃったし。
「御料車対応 使用休止中」と紙が貼られた謎の箱。中身は釣り下げ用と思わしきチェーンとフックが
最後に、構内の掲示板に掲出されていたんですが、先日の京浜東北線での 209 系 0 番台の車両故障による長時間にわたる空調ストップによって、乗客の体調が悪くなり救急車が発動する事態になったことを受けて、0 番台の車端部以外のはめ殺し窓を開閉できるように改造するそうです。
最近の通年空調と、コストダウンのためのはめ殺しが裏目に出た結果でしょう。窓は実際に開ける事は少ないですが、定員近く、もしくはそれ以上の乗客が乗ることが多い通勤車両では、非常時のために窓を開けられるようにしておくべきだと思います。あとは冬場の満員時のためにも。冬場は皆着込んでくるうえ暖房が入っているので、車内は蒸し暑くてたまりません。そんなとき下降窓をちょっとだけ下げると、冷たい空気が入ってきて気持ちいいんですよね。
実際、春先、秋口では空調止めて窓を開けた方が省エネにもなるし、気分もいいんですけどね。“クールビズ”とか言ってる割には、鉄道の通年冷房・暖房(寒冷地は別として)には全然触れられませんね。
で、京急も 2100 形はまあいいとしても、新 1000 形のはめ殺しはとっととやめて欲しいです。一応停電時でも非常用バッテリで換気扇が回るように設計されているようですが、すし詰め時にたった二カ所の換気扇で空調が維持できるとは思えません。