F1 America GP その 2

 まだいろいろ事態は動いているようですが。

 とりあえずミシュランの公式コメントですが、以下引用。

ミシュランはアメリカ・グランプリにおいて安全を重視

 
ミシュランは本日(米国現地時間:2005年6月19日)のインディアナポリスにおけるアメリカ・グランプリの展開を、観客、ドライバー、チームのために非常に残念に思います。

フリー走行と予選で使用したタイヤが、今週末のレースコンディションで使用するのに適切でなかったことは遺憾に思いますが、ミシュランはドライバーの安全を常に優先します。
コンペティション用にせよ他の用途にせよ、ことタイヤに関するかぎり、私たちはこの点についてスタンスを変えるつもりはありません。

私たちがパートナーチームと合意した上でレース前に行った提案が、採用されなかったのは残念です。提案の通りになれば、私たちはドライバーの安全を保証でき、チームはレースに参加可能で、観客にも新たな楽しみを提供できたはずです。
ミシュランは、パートナーの7チームの緊密な協力に感謝をしたいと思っています。パートナーチームは揃ってFIAに提案を行い、また安全問題での私たちの助言を尊重してくれました。

金曜日のフリー走行中にトヨタに起きた、タイヤに関係する事故の技術的原因については、ミシュランは調査を継続します。

 引用終わり。

 問題はミシュラン(以下Mi)が 2 セットともヘタレなタイヤを持ち込んだことが原因なのだ。しかし、プレスリリースには、自分たちが提案したという “身勝手な提案” の内容も載ってないし、そして、自分たちの責任なのに “安全第一” と言えば世間の目はごまかせるだろうという点。最低だ。”パートナーチームの綿密な強力” だって、Mi の圧力に従わざるを得なかっただけだろ。

 別に俺だってクラッシュして、怪我人が出るなんていうのは見たくない。FIA の言うように、安全なセッティングにしてレースに参加すればよかったんだよ。最終コーナーが危険なら、フリー走行でやったように、全週ピットロードを通過すればよかったじゃないか。ま、それでもタイヤが原因のリタイヤが続出することが考えられるし、そんなことしたら全世界に Mi の恥を晒すワケになるからレースをボイコットしたんだろうけどな。
 とにかくただでさえ F1 は崩壊の方向に向かっているというのに、こんな馬鹿げたことをやっているようでは、本当に F1 はなくなるだろうね。

 とりあえず 10 年ほど F1 を見てきて最低の馬鹿げたレースだった。Ferrari が今季初優勝だって嬉しくも何ともないわ。

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All or nothing.
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